アウトプット広場

日常から得たヒントや知識のアウトプットと共有

使える知識をどう身につけていくか?

[単純なインプットでは活かせる知識にはならない]

ネットや読書などのツールを通して多くの情報を好きな時に得れる時代だが、

それらの知識が日常生活で使える知識として自分の能力になっているとは限らない。

 

僕自身も読書は好きな方だが、読んできた本から得た情報を自分の知識の一部として自由に使いこなせていないのが現状だ。

その場で得た瞬間的な情報のイメージに留まり、時間が経てば詳しい内容を思い出すことすらも難しい。

 

まさにその場しのぎのインプット作業になっている。

 

何も全ての読書に知識の習得を求めるわけではない。もちろん喜怒哀楽を含め、豊かな感情に浸ることも読書の魅力の一つである。

 

しかし僕は感動した本や刺激な本を見つけたとき、自分の力となるよう本から本質的な情報を盗み取り、日常的に使える知識として転換したいと強烈に思うタイプだ。

 

ではどうすれば得た情報を使える知識へと転換できるのだろうか?

 

[単なる情報を活きた知識へと転換する]

 

  •  情報を整理をしながらインプットしていく工夫をすること。
  • インプットした情報は必ずアウトプットするように仕組化すること。

この2点を実践することで情報は自分の能力へと変わっていく。

 

まず情報をインプットするとき、本から得たい最重要な情報(根幹)の部分を抑えていく。要は一冊の本を読む時に、この本から何を学びたいのか?まずこの部分を意識する。

 

その根幹部を意識しながら、次に2~3つの根幹を成す枝部となる要素を抜き出していく。

 

最重要タイトル → タイトルを成す要素(2~3個)→ 細部情報(肉付け)

このように自分が求めている情報を念頭に置きながら、その重要な情報はどんな構成要素から成っているのかをメモに起こしながらインプットすることで、驚くほど頭で整理されていく。

例えば、1冊の本を説明するときに「この本からは◯を得られます。◯の構成は、1つ目に△ 2つ目に◇ 3つ目に✕ という考え方が主要な軸となっており、それぞれを説明すると~」という具合に主要点を簡潔にまとめ、それぞれの要素を分解して説明できる様なインプットすることが重要だ。

 

続いてインプットした情報を必ずアウトプットする仕組みを作ることだ。

そもそも知識や情報は自分の頭に蓄積されているだけでは価値を成さない。

インプットした情報を用いて実際の行動が向上しなければ、意味がない。

 

アウトプットの手段は豊富だ。人に説明する事や読んだ本の要点をまとめ、記事にするなど様々な手段がある。

どの手段を選んだとしてもアウトプットの重要な過程は、得た情報を自分の頭で考え、自分なりの答えを出す(自分の言葉で説明するなど)ことにある。

 

僕が実践しているアウトプット方は、得た情報や知識を次の日に必ず実践に移す習慣だ。

行動に移すのは、得た情報のほんの一部であっても構わない。

重要なのは、得た情報を空虚なままにせずに、実体として表現してくイメージだ。

情報を自分の行動に転換して初めて価値が生まれる。決してハードルを高くする必要はなく、初動のハードルをぐんと下げた小さな行動を設定していく。

 

実際に行動に移すことで知識の再定着が図れるほか、行動に移したことで必ず何らかの結果が得られる。
その結果を吟味することで単なる知識は自身の経験から得たオリジナリティのある知識に変わり、ぐんと価値が増していくのである。

 

単なる情報摂取をやめ、真の価値のある知識を身につけていこう。