絶対積極的思考という人生を変える考え方とは？

前向さやポジティブシンキングが重要なのは昔から頻繁に言われてきた。

しかし”絶対積極的思考”という考え方は 中村天風という哲学者の本の中で初めて知った言葉だ。

１９９４年に発行され、僕は大学の時にこの本に出会い、考え方がガラリと変わった。単なるスピリチュアル的な要素ではなく、人間の思考力や意志力のあり方を論理的にわかりやすく説明されてある。

マイナス思考の対極にあるプラス思考など、相対的に考え得るものではなく、まさに絶対的＝変動することなく、揺るぎない思考の重要性を説いている。

僕たちが暮らす環境は日々変化し、良い時もあれば最悪の場面に陥ることがある。

そういった環境の変化は操作不可能だ。

操作できない外部の変化に影響されず、一貫して積極的な姿勢を貫いていくこと、これが絶対的積極性である。外部環境を操作できない分、問題に対する自分の捉え方を変えていく必要があるということだ。

この考え方を知ったのをキッカケに、私はどんな状況においても常に”自己成長に繋げること”を軸として設定した。そうすることで失敗や逆境の中でも成長に繋がるポイントや改善点のほうに目を向けれるようになる。逆境の中でも物事を冷静に俯瞰できるようになった。今大学時代からの自分と比較しても、積極性や耐久性は見違えるほど上がったと自分でも感じる。

”成長”というキーワードを軸に据える効果は絶大だ。後ろ向きな思考がみるみる無くなり、どんな状況からもできるだけ多くの成長のキッカケを創り出せるかに焦点を当てていくことができる。

全ての原点は、中村天風著「運命を拓く」から得た考え方だった。

問題への捉え方を変え、積極的な方面に物事を考える習慣を今日から身に着けよう。すべての経験は自分の成長へ繋げることができるし、それは自分次第だ。